まず保険金額と保険価額の区別をしっかりしておきたい。
保険金額=契約した金額で支払いの上限額
保険価額=評価金額=時価
保険金額=保険価額 は全部保険
保険金額>保険価額 は超過保険(時価以上の保険金を受取れない)
保険金額<保険価額 は一部保険(時価の80%以下、十分な保険金が受取れない)
で、本題。
一部保険で支払われる保険金は、比例填補(比例てん補)で計算される。
支払い保険金 = 損害額 ×{保険金額/(保険価額 [時価]×0.8)}
で計算される。
0.8が保険金額にかけられているように、時価の8割以上の保険金額であれば全部保険として扱われる。
例えば2,000万円の建物に保険金額は1,200万円かけられており、
1,000万円の損害を受けた場合に支払われる保険金は1,000万円ではなく、
1000万円×(1200/(2000×0.8))= 1000万円×(1200/1600)= 750万円
となる。
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